間食抜き!はもう古い?実は意外とゆるい太らないおやつのルール

痩せたい、きれいになりたい!と考えた時に、まず『おやつをやめる』決意をする人は多いのではないでしょうか?仕事の合間に、家事のすき間に、ついつい手が伸びてしまうおやつがダイエットの敵のように感じる気持ちはよくわかります。でもその『おやつタイム』が、大事な息抜きになっていたりもするんですよね。

理想のスタイルを目指してストイックにがんばるのは、とても意識が高くて素晴らしいことです。でもがんばりすぎてストレスが溜まってしまうようではいけません。実は『ダイエット=間食NG』というセオリーは最近では変わってきつつあります。むしろ必要なルールさえ守れば、おやつはダイエットに良い効果をもたらすことができるのです。ここではそんな太らないおやつのルールをご紹介します。

まず太らないためのおやつルールで最も大事なのは、食べる時間帯です。必ず18時より前、特に15時~17時くらいの間に食べるのが望ましいでしょう。人間のからだというのは、夜に向けて脂肪を貯めこむ作用が強くなるようにできています。逆に15時前後はその作用がもっとも弱くなる時間帯なのです。つまり、この時間に摂取した脂肪分はよりからだに吸収されにくいというわけです。

また、一日の中でいちばん活動量が多いのはたいていの場合日中、特に午後から夕方にかけてですよね。時には昼食で補給したエネルギーが切れてしまうことも…。そんなとき、夕方前にちょこっと間食でエネルギー補給をするのはとても効率的なやり方です。空腹状態を長くしすぎないことで、夕食の食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。

次に食べる量ですが、カロリーにして150kcal前後が理想的です。一般に、間食の適量は一日の必要摂取カロリーの1割程度とされています。成人女性の平均的な必要カロリー量は1800kcalほどですが、太りにくさを意識するなら間食は少し軽めに抑えておくに越したことはないでしょう。

最後のルールは食べ方です。大事なのは、テレビを見ながら、仕事をしながら…など、何かをしながら食べるのはやめること。きちんとおやつに集中して味わう『おやつの時間』をつくりましょう。温かい飲み物と一緒にゆっくり頂くと、より満足感を得ることができます。

以上が太らないおやつの主なルールです。意外とゆるいと思いませんか?ダイエット中だって、楽しみを何もかもあきらめる必要はないんです。ちょっとした息抜きを大事にしながら、楽しくきれいになりましょう。