中からカラダ冷やしてない?冷え性さんをあたためる食べ物とは

男性よりも皮下脂肪が多い女性は、どうしても冷え性になりやすいもの。特に最近は寒い冬だけでなく、職場にエアコンが効いている夏場も冷え性に悩まされ続ける女性が後を絶ちません。つらい手足の冷えに加えて、ひどくなると頭痛やだるさなどをもたらす冷え性はとてもつらいですよね。

職場環境を変えるのは難しい、でもこの冷え性何とかしたい!そんな悩める女性にぜひ知ってほしいのが、食生活で冷え性は少なからず改善できると言うことです。食事のとり方や食べるものによってつらい冷え性を改善する方法をご紹介します。

まずもっとも大切なことは、毎日の食事をバランスよく規則正しくしっかり食べることです。食事量が極端に少なかったり、栄養が偏っていたりすると、代謝が落ちてエネルギーを消費しにくい冷えやすいからだになってしまいます。

また、冷たいものと甘いものは冷え性さんには大敵です。冷たいものはともかく、甘いものはなぜ?と思うかもしれません。実は甘みのもとである砂糖、特に精製された白砂糖は血行を悪くして、からだを冷やす食材なのです。完全に絶つのは難しいですが、極力白砂糖を使った甘いものは避けて、どうしてもという場合は黒砂糖やハチミツを使った食品を選びましょう。

冷え性に効果的な栄養素として、血行を良くするビタミンE、エネルギー源となるタンパク質などがあります。前者はゴマやカボチャなど、後者は肉・魚類や豆類に多く含まれるので、積極的に食事に取り入れましょう。

さらに東洋医学の見地から見ると、食物というのはからだをあたためる陽性のものとからだを冷やす陰性のものに分けられます。冷えを改善したいのであれば、陰性に分類されるトマトやキュウリ、ナスなどは避けて、陽性のにんにく、ネギ、そしてショウガなどを多く摂るようにするのがおすすめです。ただしこの陽性・陰性という分類は調理などによって変わることもあります。また、栄養的な面はあまり考慮されていないので、あくまで目安程度に考えておくとよいかもしれません。

冷え性を改善するには、内側から自分であたためられるからだをつくることがとても重要です。食生活を見直して、冷え知らずのからだをつくりましょう。