もしかしてコレが足りない?食事で疲れやすい体を元気にする方法

仕事や家庭がどんなに充実していても、忙しい毎日を送っていれば疲れがたまってしまうのは仕方がないことです。特につい休みの日もアクティブに動いてしまうタイプだと、なかなかゆっくりからだの疲れをとって…というわけにもいかないですよね。

ただ、もし以前に比べて最近特に疲れやすいかも…というようであれば危険信号です。もしかしたらそれは、ただ単に『疲れている』のではなく、『つかれやすいからだになっている』状態かもしれません。そしてその原因の1つとして、食生活が影響している可能性があります。ここでは食事の見直しで疲れやすいからだを元気にする方法をご紹介します。

まずいちばんにお伺いしたいのが、『一日三食きちんと食べていますか?』ということです。忙しいからいいやと一食抜いてしまったり、睡眠優先で朝食を抜く習慣ができてしまってはいませんか?
朝昼晩プラス適度な間食という食事のサイクルは、活動エネルギーを補給するという観点から見て非常に理に適ったものです。逆に言えば、これができていないと、エネルギー不足や栄養バランスの偏りを招くことになります。それがひいては、慢性的に疲れやすいからだをつくってしまうのです。

また、甘いものの摂りすぎにも注意が必要です。甘いものは疲れに効くとされていますが、それは適量であることが前提になります。過剰に甘いものを摂りすぎると血糖値が急激に上下することになり、一時的には元気になっても時間がたつと疲れを感じてしまうのです。

反対に疲れにくいからだをつくるために積極的に摂取すべき栄養素として、マグネシウムやビタミンB1が挙げられます。どちらも食事を活動エネルギーに変える働きを持っているので、食事で摂取した栄養を効率よく利用するためには欠かせません。マグネシウムはホウレンソウやゴマ、海藻類に、ビタミンB1は豚肉や雑穀に多く含まれています。

『忙しいから、疲れやすいのは仕方ない…』なんてあきらめてしまう必要はありません。忙しい毎日を元気にはつらつと乗り切るために、ちょこっと食生活を見直してみてはいかがでしょうか?