残業続きで毎日深夜に外食してしまう、年末年始は飲み会が多くてつい暴飲暴食がちに…そんなこんなで胃もたれに悩む働く女性、意外と多いんですよね。もたれた胃を抱えたままでは、せっかくの息抜きランチもストレス解消の女子会も、心から楽しむことができません。
いつだっておいしいものをおいしく食べたいというのがおんなごころ…そのためには、胃もたれなんてさくっと解消してしまわなければいけません。でも一度もたれてしまったら、しばらくはそれを引きずる羽目になるのは、経験者ならご存知ですよね？そんな胃もたれ女子に朗報です。実は食べることで胃もたれをスムーズに解消することができる食品ってあるんですよ。
まず必ず知っておいてほしいのが、キャベツやダイコンといった油の消化を助ける野菜類です。そもそも胃もたれの原因になるのは、栄養素の中でも極端に消化に時間がかかる脂肪分です。脂肪の多い食事をとると胃が消化に手間取って余分に胃酸を出そうとします。それが回りまわってかえって消化を遅らせることになり、結果として苦しい胃もたれを引き起こすわけです。キャベツの千切りやダイコンおろしが揚げ物・さんまなどの脂っこい食べ物に添えられているのにはきちんと理由があるんですね。
それから野菜でいうと、山芋やオクラ、なめこなどのネバネバ系も有効です。ネバネバのもとになる成分であるムチンには、胃の粘膜を守る働きがあるので、疲れた胃へのダメージを最小限にしてくれます。特に加熱調理したものが効果的です。また、整腸作用のあるリンゴや消化を助けるレモンも胃もたれの時には積極的に取り入れるようにしましょう。
あとは意外とおすすめなのがごはんなどの炭水化物やたんぱく質です。主食は特に一見重く感じて消化に悪そうですが、実は消化吸収が早い部類に入るため、胃への負担が軽くて済みます。食べやすさを考えるとお茶漬けにするのもよいでしょう。
ただでさえ忙しい毎日でダメージを受けやすい現代女性の胃にとって、胃もたれは大敵です。できるだけ早く解消して、受けたダメージが蓄積しないように心がけましょう。